SNSやインテリア雑誌でよく見かける、ホテルライクなタイル床の家。
高級感があっておしゃれな印象から、「うちもタイル床にしたい!」と検討する方が増えています。
でも実際には、見た目だけで決めて後悔するケースも少なくありません。
冷たくて硬い?滑りやすい?コストは高い?など、不安に思う声も多く聞かれます。
この記事では、住宅営業として多くのお客様の家づくりを見てきた私が、タイル床のメリット・デメリットをママ目線も交えてリアルに解説します。
採用して良かった!という声もあれば、部分的に使って正解だったというケースも。
後悔しないためにも、ぜひ参考にしてみてくださいね。

タイル床のメリット
高級感・デザイン性が抜群
タイル床の最大の魅力は、なんといってもその高級感とデザイン性の高さです。
ツヤのある仕上がりや大判サイズのタイルを使うことで、まるでホテルライクな上質な空間を演出することができます。
無垢フローリングやクッションフロアとはまた違う、重厚感や洗練された印象を与えてくれます。
「おしゃれな家にしたい」「人と違うインテリアにしたい」と考えている方には、特におすすめです。
水や汚れに強く、掃除がしやすい
タイル床は、水や汚れに強い素材のため、日々の掃除やお手入れがとてもラクです。
無垢フローリングは水に弱いので、何かをこぼした際にはすぐに拭き取る必要がありますが、タイルはどの心配がないのでキッチンや子育て中にはかなり楽になります。
小さなお子さんやペットがいるご家庭でも、汚れを気にせずに使える安心感がありますし、掃除機・モップ・水拭きも気軽にできるので、日常的な家事ストレスを軽減してくれます。
特に共働き家庭や忙しいご家庭には、「掃除のしやすさ=暮らしやすさ」に直結する大きなメリットになりますよ。
傷がつきにくく、経年劣化しに
タイルは非常に表面が硬くて丈夫な素材なので、家具の移動や物を落とした程度では簡単に傷がつきません。
お子様がおもちゃを落とした時や、椅子を引きずった時などの小さいストレスから解放されます。
また、日焼けや変色にも強く、年数が経っても色味や風合いが変わりにくいため、メンテナンスの手間が少ないのも嬉しいポイント。
ワックスがけや定期的なコーティングなどの特別なメンテナンスが不要なため、忙しい家庭にもぴったりです。
長く住む家だからこそ、「耐久性がある床材」は見た目以上に大きな価値があります。
初期費用は少し高めでも、メンテナンスコストがかかりにくい=長い目で見るとコスパが良いのがタイル床の魅力です。

タイル床のデメリット
素足で歩くと冷たい&硬い
タイル床は見た目に反して、冷たさや硬さを感じやすいのが難点です。特に冬場は、素足で歩くとかなりひんやりするため、寒がりな方や小さなお子さんがいる家庭では注意が必要です。
普段からスリッパを履いて生活する方には気にならないかもしれませんが、裸足で過ごしたい方には向いていないかもしれません。夏場はひんやりして気持ちいいくらいです。
また、素材が硬いため、物を落とすと割れやすく、転倒時にケガのリスクが高いという点もデメリットです。小さなお子様と過ごす場合には、プレイマットを敷くなどの対策が必要です。
施工費・材料費が高め
タイル床は、フローリングやクッションフロアに比べて材料費・施工費が高めです。
特に大判タイルやデザイン性の高いものを選ぶと、1㎡あたりの単価が上がりやすく、施工にも手間がかかるため、全体のコストに影響します。
実際に採用してみた感想
流行りに左右されないデザインに大満足
タイルにはタイルにしか出せない独特の雰囲気があり、採用したことで一気にホテルライクでおしゃれな空間になりました。
遊びに来た友人からも「おしゃれだね!」とよく言われ、ちょっと自慢できる家になっています。
また、フローリングにはどうしても“流行”があります。
最近は「グレージュ」や「グレイッシュ」などのニュアンスカラーが人気ですが、少し前まではナチュラルな木目調が主流でした。
その時々で最新のトレンドを取り入れても、数年経つとなんとなく古く感じてしまうこともあります。
その点、タイルは色味や質感に左右されにくく、シンプルで飽きのこないデザイン。
流行に流されず、長く愛せる空間にしたい方にはとてもおすすめです。

思っていたよりも冷たくない
設計士さんやインテリアコーディネーターさんからは「タイルはかなり冷たいから気をつけて」とアドバイスを受けていたので、少し不安もありました。
でも、実際に生活してみた感想は……「思ったより全然冷たくない!」です。
むしろ夏場はひんやりして気持ちいいくらいで、素足で歩くのが快適です(笑)
とはいえ、さすがに冬は冷たくなることを想定して、床暖房をしっかり入れました。
これから迎える冬に向けて、実際の使用感はまた別記事でご紹介したいと思います!
傷や汚れを気にしなくていいことが楽
カウチソファやダイニングチェアを移動させるとき、引きずっても床に傷がつく心配がないのは本当にストレスフリーです。
引っ越しの際も、段ボールを床に置くたびに必要以上に気を遣わなくて済むので、気持ちがとても楽でした。
さらに我が家では、水や食べ物をこぼしてもそのまま!
水拭き機能付きのお掃除ロボットにお任せしています。タイルはシミにならないので、慌てて拭き取る必要もなく、ズボラな私には最高の床材です(笑)

もうすぐ赤ちゃんを迎える予定ですが、タイルの硬さへの不安よりも、毎日の掃除やメンテナンスのラクさのほうが、今のところ圧倒的に上回っています。
忙しい毎日に、タイル床は本当に頼れる存在です。
家具を選ぶのが大変
我が家はグレーのタイル床を採用したのですが、その分家具選びにはかなり苦労しました。
特にダイニングテーブル。私は丸テーブルにこだわりがあったのですが、世の中にあるのは木目調のテーブルが圧倒的に多く、タイルの雰囲気に合うものがなかなか見つからず…。
タイル床はモダンでスタイリッシュな印象が強いため、ナチュラルな木製家具だと浮いてしまうことも。
四角いテーブルなら比較的選択肢が多かったのですが、丸テーブル+タイル床の組み合わせはかなり探すのが大変でした。
この経験を通して、家づくりは「床材+家具の組み合わせ」まで考えることが大切だと実感。
最終的には、雰囲気にぴったりのダイニングを見つけることができて、今は大満足しています♪
まとめ
タイル床は「見た目」も「暮らしやすさ」も叶えたい人におすすめ!
タイル床には、高級感のあるデザイン性やお手入れのしやすさ、キズや汚れに強いなど、毎日の暮らしに嬉しいメリットがたくさんあります。
一方で、冷たさや家具選びの難しさ、コスト面などのデメリットもあるため、ライフスタイルや優先順位に合わせた選択が大切です。
実際に採用して感じたのは、タイルだからこそ実現できた「自分たちらしい空間」への満足感。
インテリアにこだわりたい方や、掃除やメンテナンスをラクにしたい方には、とてもおすすめできる床材だと実感しています。
もし採用を迷っている方がいたら、この記事が少しでも参考になれば嬉しいです!


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